2013年5月9日木曜日

はてしない物語

3月末で仕事を辞めて、曲を書いたり、考え事をしたりしてますが、数年ぶりに読書を楽しんでます。
ある小説を境にほとんど本を読まなくなっていたのですが、久しぶりに本を読んで、何か失いかけていたものを取り戻せそうな感覚です。
なかでも、幼少期の記憶では、確か自分自身では一度も読んでいなかったはずの「はてしない物語」を今日読み終えて、なんとも言えない、穏やかな、でも強い衝撃を受けました。
物語の前半にあたる映画の第一部をを見たのは覚えているんですが、第二部についてはまったく内容を知りませんでした。
父親から、前半にくらべ「重い」とか「大変」とか聞かされていたような気がします。
そんなこんなで、大人になってから改めてミヒャエル・エンデ作品の魅力を再認識し、やっと代表作を読むことができました。

でも内容について何かここに書くつもりはありません。
ただ、この本を読んでいない方には、是非読んでいただきたい。
これは児童文学ではあるかもしれませんが、大人でも十分に読み応えがあります。

そして、「はてしない物語」を気に入った方は、僕らの2作目のCDの表題でもある「Turtur」が登場する「ジムボタン」シリーズを読んでみてください。
こちらは純粋な児童文学ですが、きっと楽しく読めると思います。
本当は、作品作りの上でも、あまり自分のネタ元をばらしたくはないのですが、エンデ作品については、例外的に、僕個人のエゴの見地を超えたところから、人類のために、宣伝・布教をしていきたいと思います。

2 件のコメント:

  1. 昨日(Jun.1)のライヴ、とても印象深かったです。息子(邦洋)のバンド以上に。
    M.エンデのことが書かれていたので、ついレスしたくなりました。ご指摘の通り、エンデはすごい人でモノの本質を鋭く見事に突いて来ます。また第一次大戦後のワイマール共和国の時代の人なのに、今の世界にも通用するその普遍性には驚かされます。「エンデの遺言」は彼が社会学者、さらに経済学者でもあったことを示している作品で、「お金」の本質にも迫っていてこちらもお勧めです。演奏、聞かせてください

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  2. 先日はライブにお越しいただき、声をかけていただいてありがとうございました。
    「エンデの遺言」は僕も学生の頃に読み非常に感銘を受けました。ちょうど地域通貨の研究が注目を集めていた頃でして、学生仲間と読みふけりました。
    近頃、「お金」というものについて考えることがまた多くなり、実はまだ読んでいなかった「はてしない物語」を読みましたが、おっしゃるようにエンデのメッセージ性の普遍性に衝撃を受けました。(こちらはお金の話ではありませんが。)
    そんなエンデに大きな影響を与えたシュタイナーにも非常に感心があります。
    また、色々とお話をお聞かせいただけると幸いです。

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