2011年9月26日月曜日

ラジオに出ます。

Your Last Chickenとして二度目のラジオ出演です。今回は生放送ではなく、事前収録だということで油断していましたが、どっちにしても喋りは難しいですね。ユミ氏の言葉を借りれば、「ドギマギしてるYour Last Chickenをどうぞお楽しみに」。まさに。どうぞよろしくお願いします。

InterFM 76.1
毎週土曜日21:30放送のOh!Boy
http://www.interfm.co.jp/ob/
10月1日(土)(第一部)
10月8日(土)(第二部)

*InterFMはインターネットでも聞けます!http://www.interfm.co.jp/のサイトで、「今すぐパソコンでInterFMが聴ける!」のバナーをクリックすれば自動的にウィンドウが開きます。

2011年9月23日金曜日

次のライブ

次のライブは、9月28日@北参道ストロボカフェです。 ストロボカフェは去年できたばかりのカフェらしく、真っ白い壁、色とりどりのソファ、可愛いグッズの販売と、とってもおっしゃ~れです。 今回はたまたま(多分)レーベルの先輩アーティストの大野まどかさんとご一緒させてもらうことになりました。 まだステージを拝見したことはないのですが、ベテランとの話を聞いており、ミナクマリさん、小泉やよいさんのステージもとても楽しみです。 ピアノ弾き語り、ギター弾き語り(?)、エレクロニカ(?)、シタール(?)、と色々な楽器のステージが観れると思うので思白いんじゃないかと思います。 この共演だと、僕らが一番ロック(たかが知れてますが)だと思うので、若干腕白っぷりを見せていこうかと思います。

2011年9月20日火曜日

昨日のライブ

昨日は久しぶりに七針でライブでした。
七針のライブは共演者が素晴らしく、それがいつも楽しみです。

今回は、初めてご一緒したDaniel Kwonさんとmuffinさん、そして以前カフェタユタでも共演したgustave coquiotでした。
Daniel Kwonさんは、ライブ前に試聴して、すでにその天才的な作曲センスに惚れこんでましたが、本人曰くかなり不調のなかでも素晴らしいステージでした。とにかく、曲がよく出来てるんです。個人的にドツボなちょっと気持ち悪いというか怪しさが漂うフォークギター、美しくてノスタルジックなメロディ、意外性たっぷりだけど自然な展開。曲の展開がお決まりの型にはまりやすい僕としては本当に勉強になりました。(かといって同じ次元で改善できるとも思いませんが・・・)
ファーストEPを発売したてのgustave coquiotも相変わらず素晴らしかった。七針の空間でどう響くか楽しみにしていました。言うまでもありませんが、雰囲気にばっちり合ってました。アコスティックギター2本とエレキギター1本という編成に20畳くらいの部屋の大きさがちょうど合ってるとでも言ったらよいでしょうか・・・音が下手に加工され過ぎず、アコスティックの温もりがよく伝わってきました。これからどんどんビッグになってゆくであろう彼らを七針の密な空間で見れたのは贅沢でした。まだ彼らを見てない方は、今のうちに見ておいた方が良いですよっ!ちなみに、ちょっと足場が狭かったせいか、ぎこちない爪先立ちで熱演する大宮君が、昨日のベストアスリート賞でした。
で、これまた初めてということでとても楽しみにしていたmuffinさんですが、巷では高い評価を得ているだけあって素晴らしかったです。素朴だけど、ほんのり異国情緒が香るギターに乗せて歌われる、切なく美しい旋律が沁みました。イタリアでツアーと録音をしたという刷り込みがあったせいか、聴き入っていると段々とmuffinさんが中世の絵画の人物の様に映ったり、(大人になった)アルプスの少女ハイジに見えてきたりしました。(意味不明な妄想・・・)一見頼りなさげに見えながらも、豪勢な共演者の締めをさらっとやってのけるあたりも脱帽でした。

そんなわけで素晴らしい一日でした。僕らも、初めて演奏した曲が割りと好評だったようで、まだまだ演奏を固めていく必要がありますが、次のステップへ進んでいきたいですね。
CDも何枚か売れて、本当にたくさんのお客さんに来てもらえて嬉しかったです。また、こんな一日が七針で実現すればいいなと思います。

2011年9月12日月曜日

昨日のライブ

昨日は、桜台poolにて、Ending Story Of Da~Ni_Daさんの企画イベントに出演させてもらいました。 桜台poolは、新しくできた多目的空間として噂を耳にしていて、とても楽しみにしていました。 マンションの階段を地下二階まで降り、ドアを開けた瞬間からもう興奮しっぱなしでした。 ライブをやる場所というよりは、地下壕みたいでした。 打ちっぱなしのコンクリート、いくつかの分かれた個室には、まるで工場のようなおびただしい数の工具、謎の工作品。 喫煙スペースとアクリル板を隔てて置いてあるのは、手作りのレーシングカート、バイク、ギターとサックスを合体させた楽器(?)。 そして、受付がある中央ホールには、体長3メートルはあろうロボット! もう謎だらけ。 そして中央ホール奥のドアを開けると、いよいよライブホール。 ライブホール自体は、広いガレージみたいな雰囲気で、インディイベントにはうってつけ。 コンクリートの反響がほどよくアングラ感を演出してくれそうでした。
さて、で、イベント自体ですが・・・ 基本的に僕らより若く、ライブハウスシーンでも勢いのあるロック系バンドさんが盛りだくさんで熱かったですね。 皆さんそれぞれ個性があって、エネルギーいっぱいで、かっこよかった。 とりわけTe_Riさんはすごかった・・・ 今まで見てきたバンドさんのなかでも指折りのど変体、リズム変体、激烈バンドでした(褒め言葉です)。 メンバーさんとも色々お話をさせてもらって、彼らの真っ直ぐな姿勢に胸を打たれたのはもちろんのこと、色々彼らの音楽の真髄についても包み隠さず聞かせてもらって大変勉強になりました。 あと、Bhavaさんは、個人的に一番場所に合ってたと思いました。ぐいぐいくる歪んだベース、腰に来るドラムのループ、ぐわんぐわんくる鋭いギター。腰を振って踊る女性。正に、普通の人が知らない東京の隠れた地下で行われている謎のライブ!という感じでした。 いや、本当に楽しかったです。 いつも書いてる気がしますが、普段ライブハウスで出演する機会が少ない僕らにとって、こういうバンドさん達に混ぜてもらえるのはありがたいことです。 僕らが活動している界隈は、(そこまで関わり切れてもいませんが・・・)そこはそこで、ライブハウスのシーンと同じ様に、ざっくり言えば似た傾向のバンドが集まっているので。 まあ、あと年齢で区別をするのもおかしなものですが、仮にも僕らより一回り若い人達と一緒にイベントに出れることも貴重だと思います。 僕らは若い人達から新しい刺激を受けますし、そういう人達が僕らの音楽をどう思うのか知れるのも貴重です。 自分の信念を曲げることはありませんが、若い世代にまったく聴かれなくなったら、それはそれで問題だと思います。 年齢を関係なく聴いてもらえる音楽でないと意味がないと思ってます。 自分の近い周辺だけで受け入れられても仕方がないのです。 と、いつの間にか僕の初心表明みたいになってきましたが・・・ とにかく楽しかったです。 観に来てくれた皆さん、CDを買ってくれた皆さん、poolスタッフの皆さん、出演者の皆さん、声をかけてくれた皆さん、楽しい一日を本当にありがとうございました。

2011年9月7日水曜日

ボタン

昨夜眠りに落ちるか落ちないかの時に遠い昔の記憶がふと甦りました。 ジム・ボタン! と言っても、僕より若い人で知ってる人は少ないでしょうし、そもそも原作者のミヒャエル・エンデの名前自体を最近ほとんど聞かなくなりました。 驚いたことに、日本でもアニメ版が70年代にテレビでやっていたそうですね。 いずれにせよ、僕はジム・ボタンが大大大好きでした。 ドイツでは、人形劇のシリーズがテレビでやっていて、いつも見ていました。 普通に糸が見えてるし、今の基準からすれば安っぽいと思われるかもしれませんが、当時の僕は夢中でした。 こんな感じです。
大まかな筋としては、孤児のジム・ボタン(左)が、親友のルーカス(中央)と一緒に、ルーカスの機関車エマに乗って大冒険に出かけるという具合です。 何がそんなに好きなのかも上手く説明できませんが、僕のなかでは童話やファンタジー、冒険物語の原型となってます。 テレビで観て、カセットの朗読でもしょっちゅう聴いて、その冒険の世界に想いを馳せていました。 そして、昨日気が付いたのですが、未だにその世界が僕のなかで生きてました。 曲の歌詞のあちこちで、その世界のモチーフが散りばめられていました。 それに気が付いて、あらためて幼少期に受けた影響の強さを痛感しました。 そして心のどこかで、未だに、今自分が生きてる世界を抜け出して、ジム・ボタンの世界に行きたいと思っています。